(景綱)
智将!
(成実)
猛将!
(成実・景綱)
スポーツ軍議!
いざ開幕!
(成実)
現在Jリーグは、東京五輪開催により中断期間に入っておる。
よって先週に引き続き今回も、リーグ前半戦の振り返りをわしなりの視点で語って参る!
今回は、ベガルタの攻撃について。
昨季は長沢選手(現・大分トリニータ所属)という最前線で高さのあるFWが居ったため、パスを繋ぎ全体のラインを押し上げ、サイドからのクロスorこぼれ球をゴール前の選手が押し込むといったサイド起点のチャンスメイクが主であった。
決して急がず、ボール保持率を高く保ち、確とゴール前に味方選手を押し上げるという陣形を組んでから攻めるという少ないチャンスをものにする戦術である。
が今季は、前回の守備でも触れた通り堅守速攻のショートカウンターの戦術を用いておる。
最前線のFWが積極的にボールを奪い、それを機にサイドや中盤の選手が一気に相手ゴールをめがけて駆け上がり、相手選手が守備の陣形を整える前にドリブルやシュートで積極果敢に攻める。
何故これほど戦術を大きく変えたか?
ま、単純に、選手の特性を活かしたからであろう。
西村選手や赤崎選手は、長沢選手のように大きな体躯ではない分オフ・ザ・ボール(ボールを所持していない状態)での動きで仲間をサポートする能力に長けておる。
そこにサイドハーフである加藤選手や氣田選手、関口選手といったアタッカーがドリブルで中央に切り込み、さらにはサイドバックの石原選手や真瀬選手も相手ゴール前に詰め、得点へ繋げる。
これで分かる通り、攻撃のスイッチは相手からボールを奪ったところ=守備から始まっておる。
そのため、今季はDFのみならず全員が90分間走り続けてボールを奪い、すぐさま攻めるというスタミナ勝負の戦い方を行っておる。
体力はもちろん、90分間守り⇔攻めを繰り返す気力・集中力を要する。
並大抵の選手にはできぬ、難しいサッカーをベガルタの選手たちは行っておるわけじゃ。
攻撃の面で素晴らしい才能を発揮しておる選手が多いが、中でもわしが注目しておるのは松下選手と西村選手の2人。
松下選手は縦方向への様々なパスを得意としておる。
相手DFの裏へ抜け出す動きが得意な西村選手や赤崎選手との相性は抜群。
互いのイメージの共有が上手くできれば、より多くのチャンスを作ってくれるであろう。
そして、西村選手。
彼のプレスから守備が始まり、彼のボール奪取から攻撃が始まる、まさに今季のベガルタの戦術の肝とも呼べる選手。
闘志漲るその懸命な姿はチームに勢いをもたらしており、そのプレーにわしも何度心を滾らせたことか。
少し長くなったが、前回に引き継ぎ、これがわしの見る今季のベガルタ仙台じゃ。
なかなか結果が伴わずとも、これを続けていけば大きな一体感が生まれ、より強いベガルタへ成長するとわしは信じておる。
このJリーグ中断期間中にチーム力を高め、より強いチームになっておることを期待しておるぞ!
(景綱)
ついに東京2020オリンピックが開幕と相成った!!
開会式では王貞治殿、長嶋茂雄殿、松井秀喜殿が聖火リレーに登場!!
三人で力を合わせ一歩一歩進む姿は感動致したのう。
昨日はソフトボールが決勝戦でアメリカを下し、13年越しの連覇!金メダルを掴んだ!
ともに素晴らしいプレーの連続で、まことに良き試合に御座った!!
両チームに天晴!!
そして、本日から野球日本代表がオープニングラウンドに臨む。
対するはドミニカ共和国じゃ。
相手にとって不足なし。先発の山本由伸投手がどこまで相手打線を封じることができるのか楽しみじゃ。
先日の強化試合で順調な仕上がりを見せた我らがイーグルス・浅村選手の一発にも期待せん。
いやあ、オリンピックが…
面白すぎる!!!
これよりも各競技の熱戦を全力応援じゃ!!
では、此度の軍議はここまで。
次回は8月4日(水)に更新予定である。
それでは皆々…
(成実・景綱)
さらばじゃーーー!!