仙台・宮城にございん旅【秋保編】

YouTube伊達武将隊公式チャンネルで紹介している「仙台・宮城にございん旅」。
監督・編集は松尾芭蕉。斬新な切り口で仙台市内・宮城県内の魅力的な場所を伊達武将隊が旅しながら、その隠れた魅力や新しい楽しみ方をご紹介しています。
このWeb記事では、動画の旅の様子を観光地情報、施設情報などを織り交ぜながら写真と文章で構成。読んで楽しむ「Web版 仙台・宮城にございん旅」の始まりです。最後には「撮影裏話」もあります。

 

Web版 仙台・宮城にございん旅【秋保編】

 

仙台の奥座敷、秋保地区を自転車で颯爽と走る伊達政宗様と松尾芭蕉。秋保大滝まで足を延ばした後は、支倉常長と秋保の町でお買い物。そして最後は秋保共同浴場へ。
さあ、伊達武将隊がご案内する秋保の観光スポット。一緒に巡りましょう!

 

アキウ舎

秋保旅の起点は秋保エリアの新たな情報を発信しているアキウ舎。古民家をリノベーションした趣のあるレストランです。
今回は特別にマウンテンバイクをお借りして、政宗様と芭蕉の「自転車ぶらり旅」が実現しました。


鎧に身を包み余裕の政宗様とライディング用ユニフォームを着て参陣の芭蕉。兜をヘルメットに替え、忍者の気分で「いざ、出陣じゃ~!」
「政宗様との自転車二人旅。楽しみにしておりました~」(芭蕉)

アキウ舎
■レストラン営業時間/11:00~16:00(ラストオーダー 15:30)
■定休日/火曜日
仙台市太白区秋保町湯元字除9-4 Tel.022-724-7767
※事前予約でサイクルツアーも賜ります。詳しくはアキウ舎にご確認ください。
アキウ舎のHPはこちらからどうぞ!

 


交通ルールを守り、軽快に自転車旅を楽しむ二人
「わしの自転車は電動マウンテンバイク。軽快じゃ」(政宗)

眼鏡橋

アキウ舎出発から自転車で約25分。最初の立ち寄りスポットは秋保大滝に向かう途中に見ることができる「眼鏡橋」。現小滝沢橋のたもとにあるスペースから眺めることができます。
自然の中に歴史を感じさせる佇まいが目を引き、耳をすませば芋生川を流れる水の音が聴こえ、ここだけ時間が止まっているかのような錯覚に陥ります。
「ここで一句・・・浮かんだのですが、メモするのを忘れました・・・」(芭蕉)


【眼鏡橋(旧小滝沢橋)】
昭和14年(1939年)に、秋保町馬場の四ツ釜山と柳沢山を水源とする芋生川に架けられた旧小滝沢橋。秋保地方で採取される優良な凝灰岩が使用された横長20.8m、幅員4.5m、県内では珍しい石造りのアーチ橋で、通称眼鏡橋と呼ばれています。

 

秋保大滝不動尊

秋保温泉の奥、秋保大滝入口に祀られた秋保大滝不動尊に到着。
政宗様は「秋保自転車ぶらり旅」の安全を祈願しました。


お堂に鎮座する金銅不動明王は高さ3.3m。日本一の高さを誇ります。

 

 
秋保大滝不動尊(西光寺)】
山寺立石寺奥の院 国指定名勝地秋保大滝/東北三十六不動尊霊場第二十九番礼所
真言宗智山派の寺院。現在の御堂は1825(文政8)年、知足上人の再建によるものです。春の『秋保大滝不動尊大祭』で奉納される「秋保の田植踊」(馬場の田植踊)は、ユネスコ無形文化遺産で国の重要無形民俗文化財に指定されています。
仙台市太白区秋保町馬場大滝11
秋保大滝不動尊のHPはこちらからどうぞ!

 

不動滝橋の脇から秋保大滝に続く遊歩道を降りて行くと・・・
「石段が続く遊歩道である。往復すれば良い運動になるぞ」(政宗)

秋保大滝

「秋保大滝」に到着!雲の切れ間から青空が顔を出しました~!轟音を立てて流れ落ちる豪快な様を間近で体感できます。
「光に照らされた水しぶきが眩しかったのう」(政宗)

【秋保大滝】
日本の滝百選に選ばれている国指定名勝で、幅6m、落差55mの直瀑。華厳の滝(栃木県)、那智の滝(和歌山県)にならぶ日本三名瀑のひとつです。
新緑が美しい春、太陽の光に輝く初夏、紅葉に彩られる秋、雪景色の冬と一年を通して様々な姿を眺めることができます。

仙台市太白区秋保町馬場字大滝 Tel. 022-399-2323

 

 

秋保ワイナリー

秋保大滝から温泉街に戻る途中に立ち寄った秋保ワイナリー。秋保温泉街を望む山あいに広がるブドウ畑は必見。秋保が育むワインと地元食材とのマリアージュが楽しめる魅力のスポットです。
さて、ワイナリーで出迎えた支倉常長・・・


「秋保ワイナリーのワインは美味でございます~」と政宗様におすすめするも・・・

自転車でのサイクリング中につき、政宗様と芭蕉は禁酒。
飲酒運転根絶!しない、させない、許さない
―伊達武将隊は交通法規を順守します—


ワイナリー施設内のカフェスペースではワインはもちろん、葡萄ジュースやコーヒー、軽食を楽しめます。
また、地元作家さんの食器や雑貨、チーズやハムなどの宮城ならではの食材も揃っています。


自社ブドウからつくられるSILENZIO ROSSOやAKIU MERLOT、山梨県産ブドウのメルロー、シャルドネなど個性豊かなワインが揃う秋保ワイナリー。宮城県産りんごを使ったシードル辛口は、2019年ジャパン・シードル・アワードにて最高評価の3つ星、中甘口が2つ星を獲得しました。
「秋保ワイナリーのワインは土産にするぞ!」(政宗)

 
【仙台秋保醸造所/秋保ワイナリー】
2015年にオープンした宮城県初のワイン醸造所 秋保ワイナリー。ワインづくりを通して地元宮城の産業振興や震災からの復興を支えています。
伊達武将隊は、毎年秋の収穫時期を迎えると、葡萄の収穫・仕込み作業をお手伝いしています。
仙台市太白区秋保町湯元枇杷原西6 Tel.022-226-7475
秋保ワイナリーのHPはこちらからどうぞ!

自転車ぶらり旅のスタート地点、アキウ舎に戻りひと息つく一行。
「秋保は奥が深くてほんに良いところじゃのう~」(政宗)

 

主婦の店さいち

政宗公が支倉を伴い秋保の名物を探しに立ち寄ったのは、多くの買い物客で賑わうスーパー「さいち」。
おはぎがおいしいと評判のお店です。
「さいち常務の佐藤浩一郎様にもご登場いただきました」(常長)

店内のおはぎコーナーには定番の小豆・ごま・きなこの3種類の「秋保おはぎ」が並び、時には納豆のおはぎが登場することも。
夕方には売り切れてしまうほど人気のおはぎです。
「わしはあんこが大好きなのじゃ。おすすめであるぞ」(政宗)

甘さを抑えたたっぷりのあんこに包まれたおはぎは、手づくりならではの素朴な味わいです。

 


【主婦の店 さいち】
名物のおはぎをはじめ手づくり惣菜やお弁当が人気のスーパー。県外から足を運ぶお客様もいます。
仙台市太白区秋保町湯元字薬師27 Tel. 022-398-2101
■営業時間/9:00~19:30 ■定休日/第2・第4水曜日(8、12月は変更あり)

 

秋保温泉共同浴場

秋保温泉の隠れた名湯「秋保温泉共同浴場」。源泉から直接引いているお湯は泉質がいいと評判で地元の人はもちろん、常連さんも足しげく通っています。
弱塩泉のお湯は神経痛や腰痛に効果があると言われ、体の芯までぽかぽか温まります。


熱めのお湯が秋保観光の疲れを癒してくれます。
「い~い湯じゃなあ」(政宗)
「裸のお付き合いですね、政宗様」(常長)

 

 
【秋保温泉共同浴場】
仙台市太白区秋保町湯元薬師100 Tel.022-398-2774
■営業時間/8:00~21:30 ■休業日/第2・4水曜日

 

磊々峡

秋保温泉の景勝地「磊々峡」。「磊」とは石がごろごろしているさまで、まさしく巨岩奇石が覆いかぶさるように迫るダイナミックで美しい渓谷が600kmも続きます。

遊歩道を進むと「八間巌(はちけんいわ)」、「時雨滝(しぐれたき)」、「奇面巌(きめんいわ)」といった様々な表情の奇岩が現れます。

磊々峡に架かる覗橋から見えるかわいいハートマーク「覗橋(のぞきばし)♡ハート」。「恋人の聖地」としてNPO法人地域活性化支援センターにより選定されています。

【磊々峡】
仙台市太白区秋保町湯元 Tel.    022-398-2323

 

秋保編 撮影裏話

—「仙台・宮城にございん旅」の監督・松尾芭蕉に聞きしましたー

■撮影は順調でしたか?
撮影日は雪が降ったかと思えば晴れたりと不安定な天気でしたが、秋保大滝に着くと雲の切れ間から光が差し込みました!嬉しかったですね。常日頃の行いが良いのでしょうか(笑)

■芭蕉監督のMy秋保は?
わたくし芭蕉の行きつけ「秋保共同浴場」です!秋保に行くたびに立ち寄ります。今回は政宗様と常長様に入浴していただきました。熱めのお湯が疲れをとってくれるおすすめの場所です。
熱い湯が良く効くのじゃ(政宗様)
入浴後はとてもすっきりしましたよ(常長)

■ワンポイントアドバイス
秋保エリアは一本道で信号機の数も少ないから自転車でも走りやすいんです。ぜひ、皆さんにトライしてほしいですね。

<秋保編の撮影日:2020年3月>

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▼秋保編でご紹介した観光地・観光施設・お店の位置は下記のマップでご確認ください。