(景綱)
智将!
(成実)
猛将!
(成実・景綱)
スポーツ軍議!
いざ開幕!!
(景綱)
成実殿!
仙台城もついに今季初積雪と相成りましたな!
(成実)
おぅ!
雪が好きな我らにとっては喜ばしい限りじゃ!
では、雪で気分も高まったところで…
前回でも伝えた通り、
石原選手やクリスラン選手、野津田選手など新たな戦力を迎え、
が、事は上手く運ばず…
ディフェンダーの怪我が相次いだり、
結果としては目標に遠く及ばず、
(景綱)
昨季と同じ12位ですか…。
うむむ、悔し過ぎる結果ですな。
されど、シーズン中盤より、
(成実)
うむ。
8月中旬頃であったかの、
それは渡邉晋監督が採用した新たな布陣【3-4-3】と、
特に、選手全員による攻守の連携が格段に向上した。
具体的にひとつひとつ申そう。
まずは守備。
相手の攻撃を恐れ、
大人数で攻め込まれ、
が、シーズン中盤よりからは、積極的に《奪いに行く守備》
ディフェンダーやミッドフィルダーの選手のみならず、
相手選手がパスで攻撃を組み立てる最中、
自陣ゴール前より離れたフィールド中央で組織的な守備を展開する
よって、失点を減らす事へ繋がったわけじゃ。
(景綱)
なるほど。
いち早く相手の攻撃の芽を摘むわけですな。
して、攻撃に関してはどういった変化が御座りましたかな?
(成実)
うむ、シーズン前半と中旬以降の1番の差は、
まず伝えておかねばならぬのは、守備の変化があってこそ、
シーズン前半では、
されどシーズン中旬からの守備の変化に伴い、
そのため、
つり、
攻撃の仕方自体も、
細かなパスと選手の動きで撹乱するベガルタ得意のの攻めで何度も
守備から攻撃へのスピードが向上することは、
故に、ベガルタの試合はますます面白くなっておるぞ!
(景綱)
ほう!
「攻撃は最大の防御」と言いますが、ベガルタにおいては
「
(成実)
左様、攻守は常に表裏一体である。
この戦術により、
得点王はクリスラン選手。
ニューヒーロー賞は西村選手。
伊達の勇姿を示した見事な結果である!!
しかし、小十郎よ。
戦術の変化だけでは勝てぬのがスポーツというもの。
此度の偉業を成したベガルタの強さ、それは戦術のみに非ず。
(景綱)
…と申しますと……?
(成実)
実は、このベガルタの戦術は大きなリスクを伴うものなんじゃ。
守りから攻めまでをチーム全体で90分間休まず行うわけであるか
されど、それを可能にしておるのは『選手達の圧倒的な走力』
実際今年のJ1リーグ18クラブ中、
そして、この戦術に最も大切なのは『勇気』にござる。
前に出て奪いに行くという守備は「自分は必ず奪える」
その根本は「勝ちに行く」という勇気であるとわしは考える。
『圧倒的な走力』と『勇気』、
(景綱)
新たな戦術と共に、ベガルタは『圧倒的な走力』と『勇気』
素晴らしい!
これは、来季のベガルタにも目が離せませんな!
(成実)
うむ、今季以上に注目せねばならんであろう!
楽しみでならん!!
ではここからはわしの選ぶ【
皆々も、
わしの答えと照らし合わせ致そうぞ!
(景綱)
これは愉しみに御座いますなぁ。
然らば此度の軍議はこれまでと致しましょう!
次回の軍議は12月20日(水)!
また次回お会い致そう!
皆々、さらばじゃーーー!