【第29回】 智将・猛将スポーツ軍議

(景綱)

智将！

(成実)

猛将！

(成実・景綱)

スポーツ軍議！
浴衣で、いざ開幕！！

(景綱)
成実殿、気付けば8月末にござる。
もう夏も終わりに差し掛かっておりますな。

(成実)
左様じゃな。
しかし、相反してスポーツはこれよりますます熱戦が多くなって参る。

Jリーグは今季、残すところ10試合。
J1はもとより、J2・J3に於いても優勝争い、昇格・降格争いは日に日に熱を帯びる一方。
一戦一戦の勝敗が、チームの運命を左右する最も大事な時期にござる。

(景綱)
うむ、その通り。

然るに、ベガルタ仙台は如何ですかな？

(成実)
現在はJ1リーグ18チーム中12位につけておる。

降格圏内である16位以下までは、今のところ勝ち点では9点差。
とは言え今季のベガルタは失点数が40、これはリーグ14位の成績にござる。
1試合に1点以上点を取られておることを考えると、まだまだ予断を許さぬ状況じゃ。

(景綱)
なるほど。
して、今後の対策や展望をどうお考えですかな？

(成実)
やはり、如何に失点を少なくするかが鍵となろう。
前半戦では大量失点する試合もいつくかござったが、最近数試合を遡るに守備の連係も再構築されつつある。
陣形を高めに配置し、攻撃陣も含めた全員での守備が必須と考える。

そして！
やはり攻撃にござるな。
今季の総得点数26、これはリーグ12位の成績にござる。
が！
攻撃の回数や種類の豊富さは、ここ数年の統計よりも今季の方が明らかに増えてきておる。
これはチームの戦術がより攻撃的なものへと変貌を遂げた証にござる。

ベガルタの渡辺監督は「選手たちが自ら考え、戦うサッカー」を目指し、今季陣形や戦術の改革を行って参った。
今のベガルタが攻撃的なものであることは、謂わば選手たち自らが「点を獲りに行こう！」「勝ちに行こう！」と『攻撃』へ重きをおいておることに他ならぬ！

残り10試合、これより先は格上も格下も関係ない！
今こそベガルタ仙台の《堅守賢攻》………
否！《堅守猛攻》を天下へ示す時ぞ！！

(景綱)
《堅守猛攻》とは良いですな！
成実殿らしい。

(成実)
加えて、明日8月31日(木)に控えたロシアW杯アジア最終予選「日本対オーストラリア」戦も楽しみじゃな。
選手・サポーターと日ノ本の底力を結集し、国民一丸となってW杯への出場権を必ずや掴むべし！

ベガルタ仙台よ！
伊達者の真の力を発揮すべく…

日本代表よ！
日ノ本の威信をかけ…

いざ、出陣じゃ！！！！！

(景綱)
さぁて、

問題？の楽天イーグルスですが……

相変わらず絶不調(泣)

もうどうしたらよいものかわかりませぬ。
先日、安芸の国・広島へ赴いた折、広島東洋カープの試合をテレビにて観たところ、
やはり打線が良い！打つべき人が打っておる！

今の楽天イーグルスには「打」が力不足。

ここ最近の楽天イーグルスの試合を観ての感じた事ひとつ。

それは、

早打ちになりがち！

狙い球、コース、高さ…等
相手ピッチャーについてコーチと打ち合わせを行い打席に立ってるとは存ずるが、以前に比べて早打ちが目立つ！
特に外国人選手！ペゲーロ選手、ウィーラー選手、アマダー選手！
以前は最後の最後までしかとボールを選び、苦しいカウントになると右方向を意識したバッティングが出来ておった。
しかし、今はその欠片も見られない。何故？Why？
今一度、繋がりを意識したバッティング、チームバッティングを心掛けて欲しいのう……
偉そうな事ばかり申しておるかも知れぬが、以前出来ておったが故に声を大にして進言致したいのじゃ！

遠のく「優勝」。

こうなったらクライマックスシリーズまで選手を温存するという案も如何かと。
例えば、怪我が完治しておらぬ茂木選手を控えに下げる事やペゲーロ選手をDHに変えるというような……

名将・梨田監督であるからこういった事も考えてるであろう。

いやしかし、相手ピッチャー(右投げor左投げ)によって布陣を大きく変える策(所謂、左右病)は現在のイーグルスには逆効果と考える。開幕直後のようにある程度一定の選手で打順を固定し戦うべき！ここ最近好調のオコエ選手を外すのは理解に苦しむ。オコエ選手のような若き未来のスター選手が不調のチームを一変させると思うのじゃが……

嗚呼、考えだしたらキリがないっ！

むうううううううううううう。
もうどんな手を使っても良いから勝ってくれーーーーーぃ！

選手や監督、コーチは無論、我等イーグルスファンもそれほどまでに苦しんでおるのじゃ。

頼むぞ！犬鷲戦士たち！
明日は我等伊達武将隊も援軍に参る！

8/31
【伊達政宗公生誕450年記念ナイター presented by 伊達絵巻】
https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00000612.html

お主も我等に続くのじゃーーー！